当院にある検査機器

 

12誘導心電計および血圧脈波検査装置

 

 

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 心臓の動くリズムと心臓の筋肉の状態を観察する検査です。

ざっくり言えば心臓から発生する電気を12種類の向きから測定する検査です。

リズムが速すぎたり遅すぎたり乱れたりしていると”不整脈”と診断し、心臓から発生する電気の波形で心筋に血が流れにくいだとか心筋が分厚いだとか診断します。

    この一台で動脈硬化の評価、下肢動脈の狭窄の評価も行えます。(うちのような狭い診療所ではありがたいです。) 数十メートルの歩行で足が痛くなり、休憩すると改善する症状を間欠性跛行(かんけつせいはこう)と言います。脚に栄養を送る血管が細くなると出てくる症状です。

    症状だけで診断がつくわけではないですが、足先の脈が触れにくかったり等の所見を認める場合があります。腕の血圧と足首の血圧と比較すると、足の血圧の方が一般的に高いのですが、足に栄養を送る血管(動脈血管)が細くなると腕の血圧より低くなってきます。その腕と足の血圧の比を左右評価することで、下肢の動脈血管の狭窄を疑う検査です。

 

 

 

24時間心電図検査(ホルター心電図)

 

 

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 ”動悸、胸の不快感を自覚した”と医療機関を受診されると来院時には症状も治まっていて、12誘導心電図検査を受けても異常なしってことが意外に多いです。

その自覚症状、必ず何かの病気が隠れているとは言い切れませんが隠れている可能性もあるとまどろっこしい説明をすること度々。

その時症状が出ていないと来院時に調べても見つからないなら、心電計を身に着けて待ち伏せして調べようというのがこの検査です。

電極を胸に張って翌日はずしに来てもらいます。待ち伏せするといっても24時間の間に症状が出ていなかったら空振りの可能性もありますが、

自覚症状のないときに不整脈が頻発していたりと隠れた病気が見つかることもあるので空振りを嘆くことなく放置せず調べていくことをお勧めします。

 

 

携帯心電計

 

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 ホルター心電計を装着し24時間経って、症状もなし、検査結果に不整脈もなし。

しかし、それ以外の日には何度も動悸や胸部不快を自覚することもあります。しかし、ホルター心電図で待ち構えても空振りの可能性がある。

ならば、と発作が起こった時に体に当てることで心電図を測定してしまおうという検査です。

瞬発的に起こる変化には弱いですが、前兆がある、長引く発作では原因を見つけることができるかもしれません。

 

 

超音波診断装置

 

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 高血圧症の経過が長い方、レントゲン写真で心臓が拡大して写っている方、心電図で異常を指摘された方、息苦しさやむくみの症状が出ている方の心臓の形態や動きを観察します。また、コレステロール値が高い方や高血圧症の経過が長い方の動脈硬化の評価や家族性高脂血症のスクリーニングにアキレス腱厚測定を行います。

 

 

 

睡眠評価装置

 

 

 

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 睡眠時無呼吸低呼吸症候群の簡易検査です。

 

鼻に鼻呼吸の状態を調べるチューブを、

指に酸素濃度測定のセンサーを、本体を胸部に固定します

 

詳しくはこちらをどうぞ

 

 

レントゲン(X線)撮影機

 

当院のレントゲン撮影は立位のみとしております。

呼吸器疾患や心疾患の診断や経過観察に役立ちます。

また、スクリーニングとしての骨密度検査も

左手の指の骨で測定しております。(これは椅子に座っての撮影となります。)

 

 

 

血液凝固分析装置(PT-INR)

 

血液の固まり具合を抑えるお薬”ワーファリン”(最近、新しい抗凝固薬の方が脳出血のリスクが低いとのことで使用される頻度が下がってきていますが)の効果をフォローするため、また、皮下出血が出てきたなど出血傾向(ビタミンK欠乏?等)の疑われる場合のチェックに使います。

スパイロメーター

 スパイロメーター(肺機能検査器)は喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などを始めとする肺の病気が疑われる場合に行う検査に用いる検査機器です。息を吸ったり吐いたりして肺の大きさや息を吐く勢い、酸素を取り込む能力などを調べます。吸い吐きに慣れも必要なので、少し大変です。

 

呼気CO測定器(禁煙外来)

 

喫煙後の吐いた息の中にどのくらいの一酸化炭素が含まれているかで、禁煙の実行状態がわかってしまう検査です。

禁煙外来で使います。

呼気NO測定器

喉から肺に向かっての空気の通り道”気道”が荒れると、気道の表面の細胞から””一酸化窒素(NO)”が増えます。吐いた息の中のNOを調べることで気道の炎症のレベルを知ることができます。

10秒程度息を一定の速度で筒に吐いてもらう検査で、スパイロメーターより簡便に行えます。

NOは気道の炎症によって発症する喘息で上昇するので、喘息の診断、治療効果の判定に使えます。