「健診で血圧が高いって言われたけど、体調は悪くないし…」
「ストレスがあっただけだと思う」
「薬を飲むほどじゃないはず」
――そう思っていませんか?
ですが、高血圧は“静かに進む病気”です。症状がないうちから、体の中では少しずつダメージが進んでいることがあります。
血圧が高い状態が続くと、血管にずっと強い圧力がかかり続けるため、血管が傷ついたり、硬くなったりします。これが「動脈硬化」です。
その結果、次のような重大な病気のリスクが高まります:
🧠 脳卒中(脳出血・脳梗塞)
💓 心筋梗塞・心不全
👀 目の病気(網膜症)
🩸 腎臓の機能低下(腎不全)
これらは突然起こりうるもので、命に関わったり、後遺症が残ったりすることもあります。
高血圧は「沈黙の病気」ですが、今のうちから生活を見直せば、十分にコントロール可能です。
🍜 塩分を減らす(1日6g未満を目標に)
🚶♀️ 適度な運動(ウォーキングなど)
🛌 十分な睡眠・ストレス管理
🍺 飲みすぎない・禁煙を心がける
⚖️ 体重を適正に保つ
「まだ大丈夫」と思わず、一度医師に相談してみましょう。
必要に応じて、家庭血圧の測定や薬の検討も行います。薬は一生ではなく、“血圧が落ち着くまで”の補助として使う場合も多くあります。
健診は「いまの自分の体の声」に気づける大切な機会です。
高血圧と向き合うことは、未来の脳・心臓・腎臓を守ることにつながります。
まずは気軽に、ご相談ください。